WELLNESS CENTER NEST

WELLNESS CENTER NEST

東京

2026

PROJECT

WELLNESS CENTER NEST

education|東京|2026

生徒の心身の健康が 多様化する時代における "これからの保健室"

「対話」を中心に回復する、誰もが気軽に立ち寄れる保健室「Nest」は、かえつ有明中・高等学校の保健室とカウンセリング機能を再編した、新たなウェルネスセンターである。思春期の生徒が抱える不調や悩みは、心と体の問題が重なり合って現れる一方、従来の学校ではそれぞれのケアが分断され、「相談する」こと自体が心理的なハードルとなることも少なくない。そこで、心と体を切り分けず、誰もが日常的に立ち寄れる環境へと再構成。「対話」を入り口に、小さな違和感から必要なケアへと自然につながる、新しい保健室のあり方を提案した。

EXPERIENCE

その日の気持ちに合わせて、人との距離を選ぶ

空間の中心には、手前から奥へ緩やかに高さが変化する大きなプラットフォームを配置した。気軽に立ち寄れる「OPEN」、車座になって対話する「MIDDLE」、視線をやわらかく遮り静かに過ごせる「SEMI PRIVATE」。開放性からプライバシーへと連続する居場所をつくることで、生徒はその日の気持ちに合わせて、人との距離や過ごし方を自ら選ぶことができる。開設後は、休み時間の短い滞在や友人との会話など日常的な利用も増え、何気ない対話から生徒の小さな変化に気づき、必要なケアへとつながる環境が生まれている。

WELLNESS CENTER NEST の内観 WELLNESS CENTER NEST の内観 WELLNESS CENTER NEST の内観

BEHIND
AND DETAILS

多様な木が集まり、ひとつの「Nest」をつくる

プラットフォームには、学校に隣接する材木の街・新木場から集めた端材や未利用材を活用。15種類以上の木材を約1000枚のタイルへと加工し、樹種そのものが持つ色や木目を生かしたグラデーションをつくり出した。異なる個性を持つ小さなピースが集まり、ひとつの大きな居場所をつくる。その姿を、多様な心の状態や個性を受け止め、生徒がいつでも戻ることのできる「Nest=巣」というコンセプトに重ねている。

WELLNESS CENTER NEST の制作風景 1 WELLNESS CENTER NEST の制作風景 2 WELLNESS CENTER NEST の制作風景 3 WELLNESS CENTER NEST の制作風景 4 WELLNESS CENTER NEST の制作風景 5 WELLNESS CENTER NEST の制作風景 6 WELLNESS CENTER NEST の制作風景 7 WELLNESS CENTER NEST の制作風景 8 WELLNESS CENTER NEST の制作風景 9
Project Manager
Yukiyoshi Misawa , Tatsuya Sato
Art Director
Yosuke Nakazato , Koji Nakae
Interior Designer
Shuji Kawaguchi , Shunta Fukuyama
Production Management
Kenji Haneda , Kazuma Noguchi
Photo
BOUILLON INC. Masaaki Inoue
Award
FRAME Awards_Health care center_Silver|FRAME Awards_Health care center_Material_Gold|KUKAN DESIGN AWARD 2026_Shortlist|Kids design award2026
Category
education
Location
Chuoku, Tokyo, Japan
Year
2026

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